英語学習で身につけたい!4つの基本スキル。

前回の記事「英語教材の種類や学習スタイルについて。」に挙げた表で、
英語学習にはどんなスタイルがあるのか確認しました。
自分の生活シーンにあった学習スタイルを取り入れることは、
継続して学習するための秘訣と言えます。
学習スタイル | 価格帯 | サポート | 主な習得スキル | 作業 | 初心者OK? | 使いやすさ |
---|---|---|---|---|---|---|
書籍 | 手頃 (数千円程度) |
× | ライティング リーディング |
多 | △ | どこでも勉強可能だが 根性が必要不可欠 |
PCソフト | 高額 (数万円〜) |
◎ | リスニング スピーキング |
中 | ◯ | パソコンの起動が必要 毎日コツコツ |
CD ipod MP3 |
比較的手頃 (数千円〜) |
◯ | リスニング スピーキング |
少 | ◎ | どこでも勉強できる スキマ時間で学習 |
通信講座 | 比較的高額 (数万円〜) |
◯ | 学習ノウハウ トータル |
多 | ◯ | 講座によって様々 毎月教材が届く |
電子書籍 | 高額なものが多い (数万円〜) |
△ | 学習ノウハウ リーディング |
中 | × | 書籍などで独学 裏技的なものが多い |
オンライン 英会話 |
比較的高額 (月数千円〜) |
◎ | スピーキング リスニング |
少 | △ | 好きな時間にできる 最初は緊張するかも |
英語学習4つの基本スキルについて。
さて、学習スタイルには様々あれど、学習内容はだいたい以下の4つに分類できます。
どのような英語のスキルを習得したいかによって、選択するべき教材は違ってきます。
まずはその仕組みを理解しておくと良いでしょう。
「聞く」=リスニング
英会話上達のための最も基本となるスキルです。
相手が何を言っているのかが聞き取れなければ、いくら話せようが会話は続きません。
このスキルを鍛えることはスピーキングスキルを伸ばすベースにもなります。
「話す」=スピーキング
日本人が最も苦手とするスキルです。
TOEIC試験の点数が高い人でも案外できない人が多いようです。
日本では英語を話す訓練できる環境が少ないため、積極的なレッスンが必要です。
「読む」=リーディング
日本人が最も勉強に力を入れる分野です。
テストや受験対策では必須な項目なので、得意な方も多いと思います。
たくさんの英文を読みこなすことで、様々な分野の知識や英単語が身に付きます。
「書く」=ライティング
ライティングで最も大切な事は、英作文を書きこなす量です。
ある程度英語を勉強して英単語と文法を覚えていればどんどん上達するでしょう。
中・上級者が身につけるべき英語スキルです。
学習内容 | 初心者 | 中級者 | 上級者 | 主な教材 |
---|---|---|---|---|
リスニング=聞く | ◎ | ◯ | △ | エブリデイイングリッシュ・リスニングパワー |
スピーキング=話す | ◯ | ◎ | ◯ | スピークナチュラル・パワーラーニング |
リーディング=読む | △ | ◯ | ◎ | 英語真っすぐリーディング講座・英字新聞ジャパンタイムズ |
ライティング=書く | × | ◯ | ◎ | 分かる!解ける!英文法・ゼロからの英語やり直し教室 |
学習スタイルと習得したいスキルを決めれば、教材は決まる。
上記の表から自分の「学習スタイル」と「習得したいスキル」を選択すれば、自ずと購入すべき英語教材は絞れてきます。あとは好みや予算に合わせた教材を選ぶと良いでしょう。
価格は教材によってまちまちなので、ある程度絞れてきたら比較してみることをお勧めします。
一括で購入する教材もあれば、月々いくらといったタイプのものもあります。
値段も、数千円から数万円のものまでいろいろ。もちろん、無料のものもあります。
無料のもので満足できて、継続して勉強できるなら敢えて有料の教材を購入する必要はありません。
だけど・・・もしもサボってしまうようなら、
有料教材もひとつの英語学習対策になるかもしれませんね。